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地域の若返り支えます 助成団体を募集 仙台市まちづくりプロジェクト 高齢化・人口減対策

週に2回行われる学習教室。住民の指導を受けながら宿題に取り組む子どもたち=昨年7月、鶴が丘1丁目集会所(鶴が丘1丁目町内会提供)

 仙台市は2019年度、郊外住宅地と西部地区の地域課題に向き合う住民グループなどを対象に「まちづくりプロジェクト」の事業を募集する。事業は3年目。1人暮らしの高齢者への支援や遊休農地の利活用など、高齢化や人口減少に直面する団体を市がサポートする。

 市地下鉄泉中央駅から東へ約3キロ離れた泉区の鶴が丘ニュータウン。住宅分譲から40年以上が経過し、鶴が丘小学校区の18年の高齢化率は市の平均(23.28%)を上回る39.28%に上る。
 鶴が丘1丁目町内会は世代間交流による活性化を目指し、週に2回、元教員の住民ら約10人が先生となる放課後子ども学習教室を開いている。子育て世代の住民からは「子どもにとって他世代を知るいい機会」「安心して預けられる」と好評だった。
 事業初年度の17年度に採択され、19年度も続ける予定。町内会の鶴谷民司(つるやみんじ)会長(72)は「幅広い世代交流による支え合いのまちづくりを進め、地域を若返らせたい」と意気込む。
 助成額は1年間で最大3000万円。最長3年間利用できる。17年度は農業による地域活性化や、高齢者同士の生活支援の仕組みづくりなど、6事業を採択した。18年度は1事業を加えた。
 市プロジェクト推進課の担当者は「区役所職員が相談に応じながら計画を進める。地域課題に悩む団体は気軽に応募してほしい」とPRする。
 募集は2月12〜22日。郊外住宅地と、東北自動車道より西のエリアで活動する町内会やNPO、企業などを支援する。1月12、16日に市役所上杉分庁舎である説明会への参加が必要。連絡先は市プロジェクト推進課022(214)1254。


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2019年01月11日金曜日


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