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<女川原発>再稼働問う住民投票請求 11.4万人分の署名を本提出

宮城県丸森町選管の担当者に同町分の署名簿を提出する山本さん(左)

 東北電力女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の再稼働の是非を問う住民投票条例制定を目指す市民団体「県民投票を実現する会」は10日、署名集めが一時中断した宮城県丸森町を含めた11万4303人の署名簿を県内各市区町村選管に本提出した。署名数は県条例制定を直接請求するのに必要な県内有権者の50分の1(約4万人)を上回り、成立は確実視される。
 約2カ月間で集まった署名は必要数の約3倍、県内有権者の5.9%に上った。今後、選管での審査、縦覧を経て有効署名数が確定する。
 実現する会は2月8日、知事に県条例制定を直接請求する。知事は議案に意見書を付して県議会2月定例会に提出する予定。条例案の可否を判断する県議会には熟議と慎重な判断が求められる。
 丸森町選管に10日、1257人の署名簿を提出した同町の山本明徳さん(63)は「町は福島第1原発事故の放射能の影響がいまだに随所に残る。原発への町民の問題意識は高く、知事や県議会は県民の声を大事にしてほしい」と求めた。
 実現する会は今後、県議に理解を求める活動に注力する。県庁で記者会見した多々良哲代表(60)=仙台市=は「署名の多さは、原発再稼働という大事なことを決める前に、県民の意見を聞いてほしいとの願いの表れだ」と訴えた。


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2019年01月11日金曜日


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