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<仙台市>相次ぐ事務処理不祥事 再発防止策 周知徹底へ

 仙台市は保管するマイナンバー通知カード122人分が所在不明になるなど、事務処理を巡る不祥事が相次いだため、今月中に緊急の再発防止策をまとめ、市職員に徹底させる方針を固めた。
 「不適切な事務処理事案を教訓とした実践行動」と題し、近年発覚した不祥事の要因を類型化。不祥事の未然防止と発生後の対応を13項目盛り込む。
 主担当以外も事務処理の状況を確認できるよう、一目で分かる管理方法を確立させるほか、事務のブラックボックス化を避けるため、1人の職員に長期間、担当させない工夫を促す。
 各課長には少なくとも月1回、実態の「踏み込んだ把握」を求める。繁忙期は他部署に応援を要請することや、公印を厳密に管理することなども指示する。
 市は今月末と2月中旬、全庁の課長約400人を対象に研修会を開き、再発防止策をまとめた文書を配布し、周知徹底を図る。
 事務処理を巡る不祥事は本年度多発した。昨年5月は農地を宅地化する開発許可の手続きで、内部の決裁を経ずに許可通知書などを不正に交付。10月には177棟の市有施設で長期間、建築基準法が義務付ける損傷や腐食の点検が未実施だったことが分かった。
 小倉弥(わたる)コンプライアンス推進担当課長は「業務の多忙化など職場の変化に素早く対応することで、ミスを防いでいきたい」と話す。


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2019年01月12日土曜日


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