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<全国高校サッカー>青森山田多彩な攻め、終盤追い付く

尚志−青森山田 後半42分、青森山田・小松が右足で蹴り込み、3−3の同点とする。GK森本

 内容より、結果を求められる一発勝負の強さを存分に見せつけた。青森山田は劣勢を覆してPK戦で尚志を退け、2大会ぶりの頂点に王手をかけた。
 後半の3得点に強みが凝縮されている。1点目はバスケスの個人技からPKを獲得し、檀崎が決めた。一時勝ち越しとなる2点目は檀崎のCKを「意図した形」で192センチの三国が頭で押し込んだ。個の強さを存分に生かせば、途中出場の小松が相手のクリアボールを拾って追い付く。采配も的中した。
 準々決勝までの武器となったロングスローは封じられたが、攻めの引き出しはまだまだある。1得点1アシストの檀崎は「いろんな得点パターンがあるのは一つの強み」を胸を張った。
 守りは課題が残った。「守備からきっちり攻撃につなげる」(黒田監督)はずのチームが3失点。守備ラインがずるずる下がって、尚志に素早いパスワークで崩された。
 決勝は準決勝で5得点と爆発した2大会連続ファイナリストの流通経大柏と覇を争う。守備を統率する二階堂は「ラインを上げて、FWに何もさせないくらいの意識が必要。粘り強く無失点でしのぎたい」。派手な点の取り合いより、堅実な試合運びが頂点への近道になる。(剣持雄治)


2019年01月13日日曜日


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