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<輝け若ワシ>太田光捕手/光る配球センス強み

キャッチボールをする太田。今季、正捕手争いに加わる

 東北楽天に育成を含めて投手6人、野手4人の成長が楽しみな新人選手が入団した。プロで輝きを放つことを誓い、第一歩を踏み出した若ワシたちを紹介する。


 昨年10月のドラフト会議では、東北楽天が最初に単独指名できる2位で選ばれた。正捕手嶋の後継候補は「高い評価をしてもらった。でもプレッシャーに感じることなく、期待を裏切らないように早く結果を残したい」と意気込む。
 大商大では1年春から正捕手に就いた。投手の持ち味を生かす巧みなリードと盗塁を許さない強肩で、チームを7季中6度もの関西六大学リーグ優勝に導いた。
 一つ上の兄の影響で、小学2年で野球を始めた。内野手から捕手に移ったのは小学5年のとき。「内野でノックを受けるのがきつかった。やりたいポジションを聞かれ、捕手なら監督の横でボールを渡すだけなので楽だと思った」。子供らしい単純な動機だったが、すぐにのめり込んだ。「三振を取ったらうれしいし、打たれたら悔しい。内野手では味わえない心境を楽しめた」
 配球のセンスが強みだ。高校時代は毎試合欠かさずに配球表を付け、試合後にはコーチと勝負を分けた場面を振り返った。話し合いは時には1時間にも及んだが「一球一球の狙いと意味を考える癖がついた」。大学でバットが金属から木製に変わると、一から配球を見直し「ストライクゾーンで打者のバットの芯を外す駆け引き」などを学んだ。
 高校教師の父と、元小学校教師の母に厳しくかつ自由に育てられたという。持ち前の勤勉さを発揮して「いつか自分の力で優勝に導きたい」。1年目から正捕手争いに名乗りを上げる。(狭間優作)

[おおた・ひかる]ドラフト2位。1996年10月14日生まれ。岡山県出身。178センチ、76キロ。右投げ右打ち。広島・広陵高−大商大。背番号2。


2019年01月14日月曜日


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