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巡る「鳥追い」大漁願う 国の重要無形民俗文化財・えんずのわり

子どもたちが家々を回り、無病息災などを願った鳥追い

 宮城県東松島市宮戸の月浜地区で14日、国の重要無形民俗文化財「えんずのわり」のメイン行事、鳥追いが行われた。地元の小中学生3人が東日本大震災の集団移転団地など約20軒を回り、無病息災や大漁豊作を祈願した。
 3人は午後7時ごろ、五十鈴神社の岩屋を出発。縁側で迎えた住民の前で長さ約2メートルの神木を地面に打ち付け、「えんずのわーり、とーりょうば(意地の悪い鳥を追えば)」と唱えた。
 大将を務めた鳴瀬未来中1年鈴木凛生(りき)さん(13)は「緊張したけど大きな声で言えた」と笑顔を見せ、ノリ漁師の小野紘一さん(76)は「今年も無事に迎えられた。海も活気づいてほしい」と願った。
 えんずのわりは200年以上続く伝統行事。地元の小2〜中3の男子が担い手となり、今年は鈴木さんと宮野森小の6年山内紳太郎君(12)、5年小野佑真君(11)が11日から16日まで岩屋などで共同生活を送る。


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2019年01月15日火曜日


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