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<和牛甲子園>白河越え目指し東北から3校が出場

和牛甲子園に出品される良彦号(右)と生徒ら

 全国の農業高校で肥育された和牛の品評会「第2回和牛甲子園」(全国農業協同組合連合会主催)に宮城県美里町の小牛田農林高が出場する。初開催の昨年は県勢の出品がなかった。県代表の期待を背負い、「白河越え」を目指す。
 和牛甲子園は17、18日、東京都中央卸売市場などで開かれる。全国23校(発表会のみ1校)が28頭を出品し、牛枝肉の肉質や日ごろの活動を伝える発表会の総合評価で頂点を決める。
 小牛田農林高農業科学コース畜産専攻の2、3年生6人が県産和牛「良彦号」(去勢、31カ月)の人工飼育を手掛けた。
 同校は2014年から3度、雌を肥育した経験があるが去勢は初めて。体が大きく力が強いなど育て方の違いに苦労したという。良彦号は昨夏の猛暑で体調を崩し、出品も危ぶまれた。
 生徒は獣医師らの手を借りて育て上げた。3年吉田歩夢さん(18)は「良彦号は人懐こく、家族と思って愛情を込めた。自分たちの挑戦がどこまで評価されるのか楽しみ」と意気込む。
 11日は全農みやぎ関係者らが同校を訪れ、生徒を激励。大友良彦本部長は「良質な牛肉を作る過程や流通の仕組みを知り、命の大切さを学んでほしい」と成長を期待した。
 東北からは小牛田農林高と水沢農高、遠野緑峰高の3校が計4頭を出品する。


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2019年01月15日火曜日


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