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<どんと祭>独自の謡曲「どんど」勇壮に 宮城・美里の山神社

御神火を囲み、謡曲を勇壮に歌い上げた裸参りの参加者

 宮城県美里町の山神社で14日、「こごたどんと祭」が行われた。裸参りの約100人が同町小牛田地区を白装束で練り歩き、無病息災や商売繁盛を願った。
 裸参りの一行が神社に到着すると、参拝者から大きな拍手が湧いた。全員で御神火を囲み、山神社独自の謡曲「どんど」を勇壮に歌い上げた。
 裸参りは祭りの第10回を記念した1983年に一度だけ行われた。92年に旧小牛田町の商工会青年部が復活を呼び掛け、地元の創作太鼓団体「駒の会」と「江鳴会」の会員が協力した。
 復活に際し、地域の伝統行事として根付かせたいと、駒の会のリーダー役だった同町の邦楽プロデューサー佐藤三昭さん(51)が謡曲を作詞作曲。「先人がいて自分たちがいる」「家族や世界の平和を願う」などをキーワードに仕上げた。
 伊勢神宮の遷宮への思いを寄せた「ヨオー オオイセ」を掛け声に盛り込み、神への感謝を表現したという。
 駒の会会長の桂田一彦さん(49)は「参りと謡(うたい)は毎年身も心も引き締まる。一年の始まりを告げる伝統文化として受け継いでいきたい」と気持ちを新たにした。


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2019年01月15日火曜日


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