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スポーツ選手と空き家調査、利活用へデータベース構築 青森・八戸の再生事業始まる 

空き家とみられる建物の外観を調べる山田賢二選手(右)と穂積選手(中央)

 空き家対策の基となるデータベースを構築して利活用を図る青森県八戸市の「はちのへ空き家再生事業」の一環で、スポーツ選手と協力した空き家の実態調査が今月、市内で始まった。
 事業は空き家の実態調査や事業の紹介動画作成、所有者と利活用希望者のマッチング支援などを行う。地元のスポーツチームと連携することが特徴で、PR効果や新たなファン獲得によるスポーツ振興も狙う。
 国の地方創生推進交付金を活用し、本年度の予算は5000万円。市内4社でつくる「はちのへ空き家再生プロジェクト」と昨年11月、業務委託契約した。
 委託業者が昨年11〜12月、江陽、根城、小中野の3地区で1次調査を行い、町内会長への聞き取りや水道の使用状況などから、空き家とみられる約730戸を選定。1月7日〜2月4日の2次調査で、利活用のためのデータを収集する。
 14日は小中野地区で調査し、今季からサッカーJ3に参入するヴァンラーレ八戸(八戸市)の選手3人が参加。測量会社の社員と一緒に電気メーターや外壁の様子、フェンスやブロック塀の有無などの項目を確認し、調査票に記入した。穂積諒選手は「地道な作業だが面白い。空き家の判断は難しいが、調査の件数を重ねると分かってくることも多い」と話した。
 事業にはバスケットボール男子のB2青森ワッツやアイスホッケーの東北フリーブレイズの選手も参加する。市によると、新年度も他地区で実施する予定。


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2019年01月15日火曜日


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