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帰還の願い込めて餅つき大会 福島・大熊の避難者150人が参加

事故後、町内で初めての餅つきに励む町民ら

 東京電力福島第1原発事故で全町避難する福島県大熊町の大川原地区で14日、「里がえり もちつき大会」があった。今春の避難指示解除が見込まれる同地区への帰還の願いを込め、町民らが交流を深めた。
 町民らでつくる「おおくまコミュニティづくり実行委員会」が初めて企画。県内外の避難先から駆け付けた町民、工事関係者ら約150人が参加した。復興工事事務所敷地内の会場では、参加者が約40キロのもち米をきねと臼でつき、雑煮などで味わった。
 会津若松市に避難する建設業斉藤悦子さん(74)は「知人と久々に再会できた。催しは良い機会になる」と喜んだ。
 終了後は、会場近くに建設中で、水がまだ入っていない調整池に移動し、壁などに「大熊に帰るぞ」などのメッセージを記した。
 実行委員長で大川原1区長の宗像宗之さん(65)は「地区では今春、町が新庁舎で業務を始める。町に足を運び、復興の様子を実際に見てもらう機会を今後もつくりたい」と話した。


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2019年01月15日火曜日


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