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<超高金利融資>出資法など違反容疑3人逮捕 仙台の貸金業者

捜査員に連行されて宮城県警泉署に入る鈴木容疑者(中央)=15日午後6時35分ごろ

 宮城県警生活環境課と泉署は15日、出資法違反(超高金利)と貸金業法違反(契約前の書面不交付)の疑いで、仙台市泉区南光台5丁目の貸金業「共栄ファイナンス」の経営者鈴木利一(57)=仙台市太白区長町南1丁目=、いずれも従業員の柴田友記子(45)=青葉区吉成台2丁目=、松下和歌子(55)=宮城野区鶴ケ谷東2丁目=の3容疑者を逮捕した。
 逮捕容疑は共謀して2018年3〜5月、青葉区の印刷業の男性(46)に借用証書を交付せず法定上限の9倍に当たる年利184%で100万円を、17年12月〜18年1月には兵庫県尼崎市の内装業の男性(52)に法定上限の10倍の年利215%で70万円を、それぞれ貸し付けた疑い。
 調べに対し、鈴木容疑者は「高金利の貸し付けはしていない」と容疑を否認。柴田、松下両容疑者も「身に覚えはない」「分からない」などと否認している。
 県警によると、同社は利息分などとして2〜3割天引きして融資し、結果的に超高金利で貸し付けた。資金繰りに悩む全国30都道府県の約150業者に13年1月〜18年7月、計約17億7000万円を貸し、利息分約5億3000万円の約半分が違法収益とみている。
 県警は18年7月、同社や鈴木容疑者宅を捜索して関係資料を押収し、借り主などからも話を聞いていた。同社は1992年に宮城県知事登録を受け、現在まで登録を更新してきたが、県警は2003年ごろから違法な金利での融資を続けたとみて調べる。


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2019年01月16日水曜日


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