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小学生のわが子と万引 母親謝罪「悪影響でしかなかった」 仙台地裁初公判

 小学生の子どもに万引を手伝わせたとして、窃盗罪に問われた宮城県の無職女の初公判が15日、仙台地裁であった。女は起訴内容を認め、「母親として(子どもの成長に)悪影響でしかなかった」と子どもに謝罪した。
 起訴状によると、女は県内の量販店2カ所で昨年、人気キャラクター「ポケットモンスター」のフィギュアなど計120点(計約15万円相当)を盗んだとされる。地裁は子どもの特定を避けるため、女の氏名や住所、生年月日などを非公表とした。
 冒頭陳述で検察側は、女は昨年2月に弁当の万引を子どもに目撃され、その後、一緒に万引し始めたと説明。起訴内容に関し「店内で欲しい物があると頼んだら、母親に『もらっていこうか』と言われた」とする子どもの供述調書を朗読した。
 商品は子どもが店内の多目的トイレに持ち込み、買い物バッグに詰め込むなどして盗んだという。
 被告人質問で「病気で仕事ができず、子どもの欲しい物を買う余裕がなかった」と釈明する女に、田郷岡正哲裁判官が「自分の欲しい物も盗んだ。(犯行を)子どものせいにしていませんか」とただす場面もあった。
 検察側は懲役2年を求刑し、弁護側は執行猶予付きの判決を求め、結審した。判決は23日。


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2019年01月16日水曜日


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