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<震災7年10カ月>石巻・南浜祈念公園予定地の水路 工事前に遺留品捜索

重機で水路内の泥をすくい出し、中に遺留品がないかどうかを確認した

 石巻市は15日、同市南浜地区に整備する石巻南浜津波復興祈念公園の予定地を流れる水路「聖人(しょうにん)堀」の遺留品調査を始めた。同水路を本格的に調べるのは初めて。
 聖人堀は公園内の東西を流れ、幅約3メートル、深さ約1.7メートルで全長約940メートル。日和山や門脇地区の雨水を旧北上川に流す排水路となっている。
 東日本大震災当時はコンクリートのふたで覆われており、今回は全てのふたを外して調査する。市は遺留品が見つかる可能性があるとみている。
 調査は周辺住民の要望を受け、公園整備に伴う聖人堀の工事が始まる前に実施した。捜索期間は1週間程度を見込む。
 この日は、市職員や建設業者ら約20人がコンクリートのふたを外した水路内の泥を重機ですくい上げ、遺留品の有無を確認した。市の高橋伸明危機対策課長は「行方不明者の家族のために、少しでも手掛かりを見つけたい」と話した。


2019年01月16日水曜日


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