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<超高金利融資>自宅から裏帳簿押収 経営の男、取引隠匿か

 仙台市泉区の貸金業「共栄ファイナンス」による違法融資事件で、実際の取引を記録した「裏帳簿」が、出資法違反(超高金利)などの疑いで宮城県警に逮捕された同社経営鈴木利一容疑者(57)=仙台市太白区長町南1丁目=の自宅から見つかっていたことが16日、捜査関係者への取材で分かった。県警は鈴木容疑者が違法融資を隠すため、自宅で保管していた可能性があるとみて調べる。
 裏帳簿は手書きで、県警が2018年7月の鈴木容疑者宅の捜索で発見、押収した。捜査関係者によると裏帳簿には03年からの記録が残り、遅くとも同年には違法金利での融資を始めていたとみられる。
 鈴木容疑者は会社にほとんど出勤せず、同容疑で逮捕された従業員の柴田友記子(45)=青葉区吉成台2丁目=、松下和歌子(55)=宮城野区鶴ケ谷東2丁目=両容疑者に電話で指示していたという。裏帳簿は従業員から電話で取引内容を聞いた鈴木容疑者が作成したとみられる。
 3人の逮捕容疑は共謀して青葉区の印刷業男性(46)に18年3〜5月、兵庫県尼崎市の内装業男性(52)に17年12月〜18年1月、それぞれ2〜3割を天引きして融資し、法定金利の最大10倍で計170万円を貸し付けた疑い。いずれも容疑を否認している。


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2019年01月17日木曜日


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