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<E番ノート>「カー君」/「将大」と「和基」

 東北楽天の田中和基外野手の記事を書く時、なぜかもやもやした感じがする。昨季、パリーグ新人王に輝き、今や堂々たる看板選手だ。
 ただ「楽天田中」と見出しが躍るのを見たりすると、いまだにかつてのエース将大(ヤンキース)を思い浮かべてしまう。2人とも登場する記事の時は混同を避け「田中和」「田中将」と表記したくもなる。
 田中和も似たような思いを持っていた。田中将が大リーグへ移った3年後の17年に立大から入団。「田中姓の自分はファンに何と呼ばれるのだろうと思っていた」と当時を振り返る。
 7日に楽天生命パーク宮城で自主練習した田中和のグラブには「kaaakun(カークン)」と刺しゅうがあった。大学時代から「カー君」と呼ばれていた名残だという。
 その愛称「カー君」は昨季から女性ファンを中心に定着してきた。最近では「仙台の街中を歩いていると、おじさんにも大声で『カー君』と言われる」ほどの浸透ぶりだ。
 「カー君」が田中将の「マー君」くらいに親しまれれば区別しやすい。ただ昭和から平成にかけて思春期を過ごした記者からすれば、「カー君」もまたかつてのアイドルグループのメンバーを連想するのだが。(金野正之)


2019年01月17日木曜日


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