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<長井小第1校舎>倒壊の恐れの国文化財「長く残して」寄付が目標上回る5070万円に

改修工事が進む長井小第1校舎

 国の登録有形文化財でもある長井市長井小第1校舎の利活用に生かすため、市などが募っていた寄付金が目標額の5000万円を上回る見通しになった。市は寄付金を改修工事費に充てる計画で、校舎は今春、「学びと交流」をテーマとした中心市街地の拠点施設に生まれ変わる。
 寄付金は、市がふるさと納税を利用して市外在住者から、市民有志の会が市民を対象にそれぞれ募ってきた。2017年秋から呼び掛け、昨年12月末時点でふるさと納税に4530万円、市民有志の会に540万円が寄せられる見込みになった。
 目標額を4000万円に設定していたふるさと納税が比較的好調で、「歴史ある小学校を後世に残すことに役立てていただきたい」などとメッセージも寄せられている。市総合政策課の竹田利弘課長は「多くの人たちから共感を得ることができた」と話している。
 木造2階の長井小第1校舎は1933年、長井尋常高等小校舎として建設された。大地震の際に倒壊の恐れがあると診断され、2015年8月に使用禁止となるまで職員室、特別教室として使われていた。市は17年度に免震、耐震、内装の改修工事に着手し、今年3月末に完了する。改修事業費は約8億8400万円。
 改修後はギャラリーや起業家スペース、交流スペースとして再利用される計画で4月下旬に開館する。全国各地で施設運営事業を担う東京の民間会社が、指定管理者となる。


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2019年01月17日木曜日


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