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元気よくうたい込み 南三陸・寄木で「ささよ」

うたい込みを披露する子どもたち

 東日本大震災で被災した宮城県南三陸町歌津の寄木地区で15日、江戸時代から続く小正月行事「ささよ」があった。地区の男子小中学生4人が防災集団移転団地など46世帯を回り、伝統のうたい込みを披露して豊漁や海上安全を祈願した。
 子どもたちは大漁旗や漁船名が入った旗を結び付けた竹ざおを担ぎ、地区を練り歩いて各家の玄関先で元気よく歌い上げた。漁師の畠山輝雄さん(85)は「ささよがあることで、今年も漁を頑張ろうという気持ちになる」と笑顔を見せた。
 ささよは地区の男子小中学生が参加する行事。住民から受け取った祝儀は、船頭が船員に漁獲を分配することに倣い、大将を務めた年長の子どもが全員に分配した。
 大将の歌津中1年畠山興斗君(13)は「昔から伝わる行事を絶やしてはいけないと思う。メンバーは少ないけど、来年も頑張って続けたい」と話した。


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2019年01月19日土曜日


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