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<ベガルタ>梁勇基、16年目の決意 タイトル獲得へ「試合に出て貢献」

16年目のキャンプを迎え、意欲的に練習に取り組む梁勇基(中央)=16日、西崎運動公園陸上競技場

 7日に37歳となったMF梁勇基がプロ16年目のシーズンに挑む。2004年の加入から仙台一筋でプレーするチームの最年長。飽くなき現役への意欲を「試合に出て貢献したい」という強い気持ちが支えている。
 赤を基調とした今季の練習着を身にまとい、南国で意欲的に体を動かす。8季ぶりに復帰した李昌〓フィジカルコーチの高強度のトレーニングに全力を傾け、戦術練習でも積極的にボールを追い続ける。昨年はキャンプ途中でけがで離脱しただけに「順調な時ほど自分の体にアンテナを張りたい」と気を引き締める。
 約3分の1の10人が入れ替わった今季の仙台。チーム一の経験者として、約1カ月の長期キャンプで「(新加入選手らと)いいコミュニケーションを取っていきたい」とテーマを掲げる。新加入のDFシマオマテとは「気持ちは伝わる」とジェスチャーを交えて会話を欠かさない。
 常にチームを支え続けた背番号10だが、昨季は若手の台頭もあってリーグ戦で過去最少の14試合出場にとどまった。チームは11位で5季連続の2桁順位。初の天皇杯決勝の舞台もベンチから戦況を見守ったまま出番はなく、浦和に敗れて準優勝に終わった。
 「昨年の悔しさは残っている。このままでは終われない」。昨季に果たせなかったリーグ戦5位以内と念願のタイトル獲得のため、戦い続けることを決めた。渡辺監督も「『まだまだやりたい』と話していた。生え抜きの選手の存在はこの上なく心強い」と信頼する。「レジェンド」が今年も一歩を踏み出す。
(原口靖志)

[注]「〓」は「火」へんに「華」


2019年01月18日金曜日


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