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<大槌町旧庁舎>平野町長「解体が司法に認められた。予定通り工事進める」

報道陣の取材に応じる平野町長(左端)=17日、盛岡地裁前

 岩手県大槌町の平野公三町長は判決後、報道陣の取材に応じ「(旧庁舎の)解体が司法に認められた。地裁判断を精査した上で、明日(18日)から予定通り解体工事を進めたい」と話した。町長の代理人弁護士は「行政側に裁量権の逸脱はないと判断された。妥当な判決だ」と評した。
 「旧庁舎を目にすることで耐え難い思いをする人に寄り添いたい」として解体方針を掲げてきた平野町長。一方で「建物がなくなったからといって心が安らぐわけではない。亡くなった人の思いを伝えていきたい」と神妙に語った。
 町のトップとして示した判断が町民から訴えられたことについては「さまざまな意見をまちづくりに反映していきたい」と述べるにとどめた。
 司法判断が示されたことで町内の意見対立は収束するのか。平野町長は「震災を忘れない、備える、伝えるということに取り組み、災害に強い町にしていく」と繰り返した。


2019年01月18日金曜日


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