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津波の脅威 伝承ここから 気仙沼・語り部、震災遺構視察

津波で流された車やがれきが散乱する南校舎3階。見学者用フェンスが設置された=18日午前10時40分ごろ、宮城県気仙沼市波路上

 3月10日にオープンする気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館で、震災の語り部活動をする予定の地元住民が18日、現地を視察した。
 階上地区まちづくり協議会の語り部部会、気仙沼観光コンベンション協会など6団体でつくる「けせんぬま震災伝承ネットワーク」のメンバー約40人が参加。市職員の説明を受けながら、遺構の旧気仙沼向洋高校舎内や映像シアターなどを見て回った。
 南校舎3階に残された乗用車や市内各地で住民が撮影した津波の映像などを目にして家族を亡くした震災当時を思い出し、涙を流す参加者もいた。
 伝承ネットワーク代表の近藤公人さん(71)は「震災や津波の脅威を伝え、命の大切さを伝える拠点にしたい」と話した。


2019年01月19日土曜日


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