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<0歳児衰弱死>ミルク与えず、遺棄致死容疑で母親逮捕 仙台北署

千葉容疑者が暮らしていた公営住宅=18日午後9時5分ごろ、仙台市青葉区桜ケ丘1丁目

 生後1カ月の乳児に十分な水分などを与えず死亡させたとして、仙台北署は18日、保護責任者遺棄致死の疑いで、仙台市青葉区桜ケ丘1丁目、母親の無職千葉侑(ゆう)容疑者(28)を逮捕した。「お金がなく、ミルクを買えなかった」などと容疑を認めている。
 逮捕容疑は、自宅で生後1カ月の双子の兄にわずかな飲料しか与えず脱水症状に陥らせて放置し、18日午前6時45分ごろ死なせた疑い。調べに「母乳は出ず、お湯や清涼飲料水を与えていた」と供述している。
 同署によると17日夜、千葉容疑者宅を訪ねた母親(51)が双子の衰弱ぶりを見て、容疑者とともに市内の病院に連れて行ったが、兄が脱水と栄養失調で死亡したとみられる。弟も栄養失調だったが命に別条はないという。
 兄は昨年11月中旬に生まれ、通常なら4300グラム程度ある体重が3100グラムしかなかった。病院が「ネグレクトの可能性がある」と判断し、同署に通報した。
 容疑者は双子と容疑者の父親(58)の4人暮らし。未婚で4人の子がおり、双子の兄は次男、弟は三男だった。長女(8)と長男(4)は以前から児童相談所に保護されていたという。
 現場は公営住宅の一室。住民によると、容疑者は約3年前に入居したという。住民の女性(35)は「泣き声は聞こえず、赤ちゃんがいるとは知らなかった」と驚いた様子で話した。
 同署は19日に遺体を司法解剖し、詳しい死因を調べる。


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2019年01月19日土曜日


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