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<仙台市議選>参院選と日程近付いちゃう?有権者の混乱懸念、同日選で投票率アップ期待の声も

 今年夏に実施予定の仙台市議選と参院選の日程に関係者の注目が集まっている。任期満了はそれぞれ8月27日と7月28日。日程が近くなれば有権者が混乱するといった懸念の声や、投票率アップに向けて同日選を求める提案が上がる。今のところ市議選は参院選の直後に実施される可能性が高いが、日程が投票率を左右するとの見方もある。

 市選管によると、市議選と参院選で想定される投開票日は図の通り。市議選は7月28日〜8月25日の各日曜。参院選は7月21日の可能性が高い。
 関係者が避けたいのは、投開票日が参院選7月21日、市議選28日と近い場合。参院選の選挙期間中に市議選が告示されるため、ある政党関係者は「選挙活動を担う支持者が混乱する」と懸念する。
 さらに市議選告示翌日に期日前投票が始まれば、7月20、21日は二つの選挙の投票ができることになる。一般の有権者にとっても紛らわしく、市職員の選挙事務が煩雑になる。
 投票率アップを期待し、同日選を望む声もある。衆院選と同日だった2017年10月の知事選は市内の投票率が51.47%で前回より20.04ポイント上昇した。ベテラン市議は「前回市議選は過去最低の35.83%。このままでは20%台になる」と危機感をあらわにする。
 ただ、同日選になるには、通常国会が延長されて参院選がずれ込む、あるいは市議会が自主解散するなどのケースが考えられるが、現時点で実現の可能性は低いとみられる。
 投票率を低下させないために、仙台七夕まつりやお盆を避けた選挙日程を求める指摘もある。中堅市議は「市議選の選挙期間が七夕やお盆に重なれば、有権者の関心はますます下がる。日程は早い方がいい」と吐露する。
 市議選は東日本大震災の影響で、従来の4月から8月に変更された。14年に県市議会議長会が、他の被災自治体と日程を再統一するための公職選挙法改正を国に要望したが、実現しなかった。
 市選管によると、参院選の投開票日が決まるのは6月ごろ、市議選は2月ごろになる見込みという。
 市議の一人は「このままだと12年に1度、参院選と市議選の時期が重なり、同じような問題が起きる。だが、これまでの経緯から解決は簡単ではない」と半ば諦め顔だ。


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2019年01月20日日曜日


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