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終末期医療の在り方探る 仙台で講演会、市民ら450人参加

みとりの経験談を交え、終末期医療への考えを語った永井氏

 終末期医療を考える講演会が19日、仙台市青葉区のアエルであった。市医師会長の永井幸夫氏が、患者自身が望む人生の終え方について、家族や医師と共有しておく重要性を強調した。
 市と市医師会の主催で、市民ら約450人が参加。永井氏はがんで亡くなった家族らをみとった経験を語り、「年を取ると思考能力や体力が弱り病気になるのは普通。人間は少しずつでも口から飲み、食べて、最期は家族にみとられるのが一番だと思う」と述べた。
 その上で、意思疎通ができないほど弱った患者に、家族の指示で胃ろうなどが施されるケースがある現状に「無理な治療は、かえってお年寄りを苦しめているのではないか」と疑問を投げ掛けた。
 市内の医師や訪問看護師らが登壇し、会場の市民からの疑問に答える機会も設けられた。


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2019年01月20日日曜日


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