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<0歳児衰弱死>死因は低栄養循環障害 仙台市児相、先月の訪問時は成育に問題なし

 仙台市青葉区で生後約2カ月の乳児が衰弱死した事件で、遺体を司法解剖した結果、死因は低栄養による循環障害だったことが19日、仙台北署への取材で分かった。保護責任者遺棄致死容疑で逮捕された母親の同区桜ケ丘1丁目、無職千葉侑(ゆう)容疑者(28)は「お金が無くてミルクを買えず、母乳も出ないのでお湯などを与えた」と供述している。
 同署によると、亡くなったのは双子の兄の次男楓翔(ふうと)ちゃん。昨年11月中旬に生まれ、1カ月健診時に3300グラムだった体重は死亡時、3150グラムに減っていた。
 容疑者は公営住宅で実父(58)と双子の4人暮らし。他に長女(8)と長男(4)がおり、いずれも今は児童養護施設で生活している。実父は「帰りが遅い仕事のため(楓翔ちゃんの)衰弱に気付かなかった」と話しているという。
 市児童相談所によると、昨年12月19日に職員が容疑者を訪ね、双子の成育状況に問題がないことを確認。この際の居住場所は公営住宅でなく、容疑者の祖母らと暮らしていたという。一條明所長は「1月中に再度接触する予定だった。大変痛ましい事件で、重く受け止めている」と話した。
 公営住宅の同じ棟に住む40代女性は「子どもを見たことはないが、昨年暮れに夜、乳児の泣き声を聞いた」といい、別の女性は「容疑者は普通の感じの女性。実父は会えばあいさつを交わした」と話した。


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2019年01月20日日曜日


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