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<楽天>35歳今江と36歳藤田、熟練の技磨く 定位置争い激化、練習に妥協なし

ロングティー打撃で力強いスイングを見せる今江
守備練習で打球を追う藤田

 東北楽天の今江と藤田が自主トレーニングで熟練の技を磨いている。成長を続ける若手や他球団からの移籍組と出場機会を争うことになりそうなベテラン2人の練習に妥協は一切ない。
 今江は18日、沖縄県内で自主トレを公開した。「あと10球はやりたい」と守備を磨くためにノックを追加。ティー打撃などでバットも振り込んだ。
 昨季は127試合に出場し、打率2割7分6厘、10本塁打と主砲の役割を十分果たせなかった。プロ18年目となる今季のスタート段階で、「初めてというくらい守備も打撃も感触がいい。すごくワクワクする」と進化を感じている。
 35歳は、若手の台頭に危機感を覚えている。同じ三塁を狙う内田は昨季12本塁打を放ち、和製大砲としての開花を予感させた。ポジション争いの激化は必至で、「今まであまり感じたことがない(後輩から)突き上げられる感じがある。いい刺激になっている」と表情を引き締める。
 平石監督は大阪・PL学園高の先輩。同門の指揮官を胴上げするため、「結果にこだわってガツガツやる」と覚悟をのぞかせた。
 京都府内で19日に自主トレを公開した藤田は、捕球、送球の動作を丹念に確認した後、繰り返しノックを受けるなどした。
 2012年シーズン途中に移籍。日本一に輝いた13年以降は年間100試合以上に出場してきたが、昨季はけがの影響などで90試合出場にとどまった。けがの防止と、守備での俊敏な動きを高めるため、下半身の強化に力を注ぐ。
 今季、西武からフリーエージェント(FA)で加入した浅村が二塁の守備に入ることが濃厚だ。二塁の名手として名高い藤田は出番を求め、自主トレでは遊撃、三塁で多めにノックを受けている。「いつチャンスがくるか分からない。準備をして、開幕戦のグラウンドに立ちたい」と燃える。
 東北楽天で13年にリーグ優勝、日本一の栄光を味わった。36歳は「もう一回現役のうちに優勝したい」と言葉に力を込めた。(伊藤卓哉)


2019年01月20日日曜日


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