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<ベガルタ>期待の新戦力(2)効果的パス、守備も的確 MF松下佳貴(24)

 仙台の弱点を埋める逸材。左足から前線やサイドに効果的なパスを出し、守備も的確に間合いを詰めてからのタックルでボールを奪い取る。サイドバックなどの能力も高いが、本人は「ボランチでやりたい思いがすごい強い」。中盤の強化が課題のチームから2年越しのオファーを受けて「熱意が伝わった」と24歳で初の移籍を決断した。
 背番号8は元スペイン代表の名選手イニエスタ(神戸)が長く背負う数字と同じ。「期待されていると感じる。今までのプレーをしただけでは全然足りない」と背筋を伸ばす。
 「スペインの至宝」とも称されるイニエスタとは昨季、一緒にプレー。「レベルが違った。動きに無駄がなく、守備に行っても簡単に外された。参考になった部分を仙台でも出したい」と目標にする。
 輝きを放つため、欠かせないのが新たな仲間との融合。顔なじみが多いのは心強い。昨季途中まで一緒に神戸でプレーした長沢には「むちゃなパスを出しても収めてくれる」と信頼を寄せる。最年長の梁勇基や長崎から加入した飯尾は阪南大の先輩。「リャン(梁勇基)さんのような選手になりたいと思っていたし、竜(飯尾)君も主将としてすごい選手だった。共にプレーできてうれしい」と声を弾ませる。
 今季は、古巣との対戦でイニエスタと競り合う場面もあり得る。「一番危険な選手だと思う。試合で当たるのが楽しみ」。新天地の中盤で同じ背番号8が躍動する姿を披露できる時を心待ちにしている。(原口靖志)

[まつした・よしき]174センチ、67キロ。阪南大在学中の15年に神戸の特別指定選手となり、翌年加入。通算でリーグ戦46試合に出場して1得点を挙げた。トイプードルとミニチュアシュナウザーの2匹の犬を飼う。「キャンプで会えないのが寂しい」。愛媛県出身。


2019年01月20日日曜日


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