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<センター試験>夢への階段、東北では3万3700人挑む

試験開始の合図を待つ受験生=19日午前9時15分ごろ、仙台市青葉区の東北学院大土樋キャンパス

 本格的な受験シーズンの幕開けとなる大学入試センター試験が19日、2日間の日程で始まった。全国の志願者は前年より5841人少ない57万6830人で、このうち今春高校を卒業する予定の現役生は80.6%。高卒予定者全体に占める志願者の割合(現役志願率)は44.0%だった。センター試験を合否に利用する国公私立大・短大は過去最多の852校となった。
 東北の志願者は前年より472人少ない3万3700人(男子1万7456人、女子1万6244人)。初日は地理歴史・公民と国語、外国語の試験があった。例年、受験者が最も多い英語(筆記)は東北で志願者の94.9%に当たる3万1997人が受験した。
 試験会場は45カ所。東日本大震災の特例措置で岩手県の大船渡高、釜石高に臨時会場が設けられた。前年まで宮城県の気仙沼高に開設された臨時会場は、気仙沼地域の志願者が宿泊先を確保でき、石巻専修大(石巻市)で受けられるとして設置が見送られた。
 センターなどによると、宮城教育大は地理歴史・公民の2科目選択の開始時間を35分繰り下げた。「監督者が開始時間の遅い1科目選択の担当と誤解し、入室が遅れたため」と説明した。対象の受験生は1人。本人の了解を得て教科間の休憩時間を減らし、1日目最終科目の英語(リスニング)は予定時刻に終了した。
 また、強風の影響でJR東北線が遅れ、福島大の会場では開始時間に間に合わなかった受験生2人を対象に65分繰り下げて試験を実施。ほかに体調不良を訴えた1人を30分繰り下げた。
 秋田県立大は横手市の試験会場で、確認作業の遅れで地理歴史・公民の1科目選択の開始時間を2分繰り下げたと発表した。36人が対象となった。
 英語のリスニングテストでは、新庄神室産業高(新庄市)で監督者の対応の誤りから、受験生1人の再試験の実施を決めた。このほか、東北大などでICプレーヤーの不具合から試験を中断部分からやり直す再開テストが相次いだ。
 20日は理科と数学の試験が行われる。


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2019年01月20日日曜日


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