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<輝け若ワシ>小郷裕哉外野手/足武器に開幕1軍へ

軽快にランニングメニューをこなす小郷

 東北楽天に育成を含めて投手6人、野手4人の成長が楽しみな新人選手が入団した。プロで輝きを放つことを誓い、第一歩を踏み出した若ワシたちを紹介する。

 プロ入りの喜びは格別だった。岡山・関西高3年時もプロ志望届を出したが、どの球団からも声は掛からず悔しさだけが残った。待望の指名に「やってやるぞ」と気持ちは高ぶる。
 高校球児だった父の影響で小学1年から野球を始めた。東海大2年の弟賢人も侍ジャパン大学日本代表という野球一家で育った。
 立正大が7年ぶりに東都大学リーグ1部に昇格した3年の春から1番打者に定着。「常に変化する」という信条を胸に努力を重ね、4年秋の明治神宮大会では8打数4安打3打点と大活躍し、チームを9年ぶりの優勝に導いた。「納得のいく結果が出たことで、プロへの思いを再び強くさせた」と振り返る。
 昨年12月下旬は、高校OBの上田(ヤクルト)と地元岡山の球場でヨガを用いたトレーニングなどに励んだ。「筋肉の付き方もきれいで、強さも違った」。プロで10年間戦い抜いてきた憧れの先輩に「腹部の深層筋を鍛えることが現役生活を続けられる秘訣(ひけつ)」と教えられた。
 1年目は「まずは1軍で70試合出たい」。その上で、50メートル5秒8の自慢の足を武器に、多くのファンを魅了しようと20盗塁を目標に掲げる。
 自らの性格を「マイペース」と評するが、プロでの競争に負けるつもりはない。外野手は主力の島内、田中、新外国人のブラッシュらに加え、同期のドラフト1位辰己(立命大)がいる。「負けない」。開幕1軍へ静かに闘志を燃やす。(伊藤卓哉)

[おごう・ゆうや]ドラフト7位。1996年8月3日生まれ。岡山県出身。178センチ、85キロ。右投げ左打ち。岡山・関西高−立正大。背番号51。


2019年01月21日月曜日


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