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<ベガルタ>ピッチサイド/成長への並走 関口と常田

 南国の日差しを受け、ピッチをゆっくり駆ける2人。14日に始まった沖縄県糸満市での1次キャンプの練習後、MF関口とDF常田は決まって並んでランニングに汗を流す。足を動かしながら時折、会話を交わす姿も。33歳の関口が21歳の後輩に何かを教えているように見える。
 関口は以前の取材で、常田について「良いものを持っているが、うまく出せていない。一つ二つ成長してほしい」と話していた。関口の働き掛けで始まったという居残り練習。常田は「サッカーのことやクニさん(関口)の経験など、いろんな話を聞ける。まだプロ4年目なので、知らないことも多い」と歓迎する。
 関口は仙台の歴史を知る数少ない選手の一人だ。2004年に高卒新人で加入し、09年のJ1昇格とJ2優勝に貢献。11年の東日本大震災、12年の過去最高のリーグ戦2位など悲しみも喜びも味わった。移籍した浦和、C大阪では出場機会に恵まれない苦難もあり、無所属を経て昨年4月に6季ぶりの復帰を果たした。
 昨季、リーグ戦3試合出場にとどまった常田は「自分の成長のため、やれることは全部やりたい」と意欲的で「(関口は)いい師匠です」と笑顔を見せる。187センチの将来性豊かなDFが真価を発揮するまで、師弟は足並みをそろえる。(原口靖志)


2019年01月21日月曜日


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