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<障害者雇用水増し>全国最悪 山形県が臨時採用試験

山形県職員の採用試験に臨む障害のある受験者

 全国最悪となった山形県知事部局の障害者雇用水増し問題を受け、県は20日、障害者対象の臨時の正職員採用試験を実施し、山形市と三川町の2会場で計103人が受験した。障害者対象の採用試験は昨年9月にもしており、同一年度に2度行うのは初めて。
 例年夏の障害者枠の採用試験で身体に限っていた障害の種類を知的、精神障害にも広げ、昨年11月に募集を開始。募集に当たり、これまで付けていた「自力通勤」や「介護者なしで業務遂行」との不適切な条件を削除した。
 20日は身体、知的、精神の各障害がある18〜39歳の受験生が、高校卒業程度の知識を問うマークシート式の問題に臨んだ。県は、出願の際の要望に応じて大きい文字の問題用紙を配布したり、ルーペの持ち込みを認めるなどした。
 2月16日の2次試験(作文・面接)を経て約10人が新年度から雇用される。
 受験した真室川町の男性(24)は「県の職場は給料が高くて魅力的。障害者の雇用をもっと増やしてほしい」と話した。
 県によると、今年6月時点で法定雇用率(2.5%)を満たすため、新たに雇う必要がある障害者は106.5人。昨年夏の障害者枠の採用で2人の合格が決まっているほか、昨年12月以降、障害者の非常勤職員計20人を順次募集しており、このうち5人の採用が決定している。


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2019年01月21日月曜日


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