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密漁連携して防止 南三陸署など合同訓練

不審船(手前)を追跡する気仙沼海保の巡視艇

 宮城県南三陸署は21日、地元漁協と気仙沼海上保安署による合同の密漁対策訓練を南三陸町で行った。約30人が参加し、取り締まりの連携態勢を確認した。
 訓練は同町戸倉の波伝谷(はでんや)漁港の沖合で、県漁協の監視船がアワビの密漁が疑われる不審船を発見した想定で実施。通報を受けた気仙沼海保の巡視艇と連携し、逃走する船を志津川漁港に追い込んだ。南三陸署員が上陸した乗組員を取り押さえた。
 同署によると、密漁されたアワビやナマコなどの海産物は暴力団の資金源になっているという。佐藤孝一署長は「関係機関と連携を図り、漁業関係者の経済基盤を揺るがす密漁を防ぎたい」と話した。
 合同訓練は昨年に続いて実施。町密漁防止対策協議会の佐々木孝男会長は「訓練は密漁の抑止力になる。不審船を見つけたらすぐに通報してほしい」と語った。


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2019年01月22日火曜日


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