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<いじめ母子心中>「思い受け止められず」 市議会教育委で教育長陳謝

 仙台市泉区で昨年11月、寺岡小2年の長女(8)へのいじめを苦に母親が2人で無理心中した事件で、佐々木洋教育長は21日、市議会市民教育委員会で「児童と母親の思いを受け止めることができず申し訳ない」と陳謝した。文部科学省のガイドラインに定める「重大事態」の可能性があるとして調べている。委員からは学校や市教委の対応に厳しい指摘が相次いだ。
 佐々木教育長は「対応を取る中で事案が発生してしまった。改めて学校のこれまでの対応を確認する」と説明した。杉山勝真学校教育部長は「重大事態と同等」の調査を進めていることを明らかにした。
 複数の委員は、長女が「しにたいよ」とメモを書いた昨年8月の時点で「重大事態として、調査をスタートさせるべきだった」と対応を批判した。
 市教委は事件発生直後、職員を学校に派遣し、教職員への聞き取りを行ってきたことを明らかにしたが、事実関係について担当者は「調査を進めている」「遺族への説明を優先したい」と詳しい説明を避けた。
 委員の一人は、市内でいじめなどを訴えて自殺した中学生が相次いだことに触れ、「本質的に全く同じ」と指摘した。


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2019年01月22日火曜日


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