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<ベガルタ>縦への速攻に手応え 新加入選手も存在感

仙台−沖縄SV 3回目の8分、仙台・ジャーメイン(左から2人目)が先制ゴールを決める

 今季の仙台は攻撃に迫力がある。初の実戦に長短の縦パスで相手DFラインの裏を鋭く突くなどして6得点。14日にキャンプインしてから選手に意識付けた速攻が機能した。渡辺監督は「良いものが出た時間帯もあった」とまずまずの表情で振り返る。
 象徴的だったのが、ジャーメインの先制ゴールの場面だ。3回目の8分、平岡の最終ラインからの長い浮き球パスに反応。持ち前のスピードを生かしてゴール前へ抜け出し、ボールを受けると、左足でネットを揺らした。昨季に続く初の実戦でのゴール。「自分の中でずっと狙っていた。ヒラさん(平岡)から良いボールが来たので、決めることができて良かった」と幸先の良いスタートに笑顔を見せた。
 縦への速攻は「チームの戦術上で絶対に外せない意識」と渡辺監督。昨季は連係の乱れで攻撃が滞る場面もあり、約3分の1に当たる選手10人が入れ替わった今季は「再び原理原則を落とし込む」。無得点だった1、2回目も新加入選手が存在感を発揮。長身FWの長沢や敵陣両サイド裏のスペースを突く飯尾、石原崇の両ウイングバックなどに効果的な縦パスが入った。
 2ゴールと活躍した石原直が「ミスは多かった」と厳しく指摘するように連係の深化はこれから。「今後も互いを理解して合わせていきたい」とジャーメイン。速さと鋭さをさらに追い求める。(原口靖志)


2019年01月22日火曜日


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