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<シクロクロス>期待の17歳、世界選手権へ「上位に食らい付く」

地元蔵王町であったレースで力強い走りを見せる柳沢選手=20日
柳沢創選手

 デンマークで来月2、3日に開催される自転車のシクロクロス世界選手権に、仙台一高2年の柳沢創(そう)選手(17)が出場する。「(オフロードコースを走る)シクロクロスは悪路のライン取りなど、頭を使うのが楽しい。トップ集団に食らい付く走りを見せたい」と気持ちを高ぶらせる。

 昨年12月に滋賀県であった全日本選手権ジュニアの部で2位に入り、世界選手権への派遣が決まった。蔵王町遠刈田中3年の時に、日本自転車競技連盟がベルギーを拠点に行ったロードレース強化合宿メンバーに選ばれた逸材。冬季のトレーニングとして、シクロクロスに取り組む。
 ロードレースで培った平地や坂道でのパワーあふれるスピードが武器だ。「ベルギーで複数のレースに出場し、世界で戦うにはスピードが必要だと分かった。長い距離を乗るよりインターバル走で心肺機能を鍛えている」と話す。
 仙台一高には自転車部がないため、週末に仙台市の実業団の練習に交じって走力を磨く。一昨年は手続き上の問題で主要な大会に出場できず、昨夏の全国高校総体(インターハイ)のロードレースは体調不良で棄権した。不完全燃焼が続く中、大きなチャンスが巡ってきた。
 地元の蔵王町で20日にあったシクロクロスの大会に出場し、順調な仕上がりを見せた。ロードレースとシクロクロスの両種目を楽しむ2年生は「世界の舞台で実力を試したい。ロードレースは6月の全日本選手権に照準を合わせる」と力を込める。


2019年01月22日火曜日


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