宮城のニュース

アワビの生態を学ぼう 解剖すると震災の影響も見えてくる

アワビの解剖を見る参加者

 アワビをテーマにしたセミナーが20日、宮城県南三陸町戸倉の南三陸・海のビジターセンターであった。町内外の17人が参加し、研究者による講話や解剖を通してアワビの生態を学んだ。
 東大国際沿岸海洋研究センター(岩手県大槌町)の河村知彦センター長がアワビの成長過程や目の場所など体の構造について説明。東日本大震災後に岩手、宮城両県で実施した調査を踏まえ、稚貝が著しく減少している状況にも触れた。
 同センターの早川淳助教がアワビを解剖し、口や内臓、生殖巣などの部位に分けた。参加者は顕微鏡を使い、口から取り出した歯を見るなどした。
 気仙沼市の無職畠山幸治さん(72)は「生態だけでなく、震災後に採れなくなっている要因も知ることができて勉強になった」と話した。


関連ページ: 宮城 社会

2019年01月23日水曜日


先頭に戻る