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<いじめ母子心中>市教委、第三者委設置へ 市長「外部の目で判断」

 仙台市泉区で昨年11月、寺岡小2年の長女(8)のいじめを苦に母親が2人で無理心中したとみられる事件で、市教委は22日、学校の対応などを調査する第三者委員会を設置する方針を決めた。郡和子市長も同日の定例記者会見で、第三者委設置の必要性を指摘した。市教委は今後、第三者委の在り方を検討する。

 いじめを巡り、遺族は学校の対応が不十分だったと主張。市教委は学校がいじめを認識し、一定の対応をしたと説明している。郡市長は会見で「外部の目で冷静に判断できる仕組みをつくるべきだ」と述べ、第三者委での検証が望ましいとの考えを示した。
 市教委は、文部科学省のガイドラインに定める重大事態が児童生徒に起きた場合に調査を担う第三者委員会「市いじめ問題専門委員会」を設置。現在は2017年に青葉区の折立中2年の男子生徒=当時(13)=が教諭から体罰を受けた上、いじめを訴えて自殺した問題を調べている。
 今回は市教委が重大事態の可能性があるとして調査しており、今後の検証を専門委員会が担うのか、別の組織をつくるのかなどを含めて検討する。市教委の担当者は「可能な限り早急に設置したい」と話した。
 父親によると、長女は同級生2人ににらまれるなどのいじめを受け、昨年8月には「しにたいよ」と手紙に書いていた。母親と長女は体調を崩し、精神的に追い詰められたという。


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2019年01月23日水曜日


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