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<輝け若ワシ>清宮虎多朗投手/見事な体格 速球追求

体格も体力もずぬけている清宮。成長が期待される

 仙台市の中心商店街で15日にあった新人10選手のお披露目イベント。ステージに立った清宮はこう自己PRした。「新人合同自主トレーニングのシャトルラン(20メートル反復ランニング)で球団新記録を作った清宮虎多朗です」。清宮幸太郎(日本ハム)と似た名前で比較されることも多いせいか、「セイミヤ」と強調する姿が印象的だった。
 身長190センチ、84キロの見事な体格は、かつてのエース田中将大(ヤンキース)の入団当時に勝るとも劣らない。「中学2年から急に背が伸びた。毎日2リットルは平気で牛乳を飲んでいた」と照れくさそうに笑う。
 直球は最速145キロ。そこに昨夏、左打者の内角へと差し込むカットボールを習得して投球の幅が広がった。「場面によってはぶつけてもいいくらいに」と強気で胸元を突き、三振の山を重ねた。さらに「きれいな回転の真っすぐに、カットボールのように小さく変化する球を思い通りに混ぜられれば一番いい」。打ち損じを誘う投げ分けを意識するクレバーさもある。
 「背が高くて速い球を投げる」とダルビッシュ(カブス、宮城・東北高出)、大谷(エンゼルス、岩手・花巻東高出)を目標の投手に挙げる。
 そして今、教えを請いたいと考える存在が、同僚の由規(仙台育英高出)だ。かつて日本人最速の161キロを計測した右腕に「どうしたらあれほどの速さが出るのか。下半身の鍛え方を聞いてみたい」。18歳は憧れの視線の先に成長のきっかけを探る。(金野正之)

[せいみや・こたろう]育成ドラフト1位。2000年5月26日生まれ。千葉県出身。190センチ、84キロ。右投げ左打ち。千葉・八千代松陰高。背番号135。


2019年01月23日水曜日


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