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スキーコース外の救助費を自己負担に 青森・八甲田安全対策協

 スキー場のコース外で天然の斜面を滑るバックカントリースキーを巡り、青森県の八甲田山周辺の関係団体が、遭難者に救助費用の自己負担を求めるルールを策定した。これまでは無償だった。無謀なスキーヤーや冬山に慣れない外国人観光客が増えているためで、担当者は「ルールが抑止力となり、事故防止につながれば」としている。
 策定したのはロープウエー運営会社や宿泊業者などでつくる八甲田山岳スキー安全対策協議会。
 ルールでは、コース外でスキーをする人に県警への登山届提出を強く促した上で、コース外での遭難や、コース内でもスキー場の営業時間外に救助要請があった際は、本人や家族に人件費や圧雪車の運行費用がかかることを伝え、同意を得て救助を始めるとしている。協議会によると天候や積雪量によって変わるが、救助には3、4人必要で、人件費だけでも10万円ほどかかるという。
 無謀な利用客が目立つことが背景にある。積雪量が多く危険なため閉鎖したコースに進入し、動けなくなった海外の観光客や、コース外の山中に分け入ったものの自分がどこにいるか分からなくなった人がいたという。
 救助の有償化は、長野県野沢温泉村が2010年に条例を制定している。
 協議会の菊池智明理事は「お金の問題ではなく、意識を高めることが目的。スキー場を満喫してもらいたいので、安全対策をしっかり取ってほしい」と話した。


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2019年01月23日水曜日


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