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<いわて春夏秋冬>力強い歩み50年現役/ボンネットバス(八幡平市)

雪道を力強く走る松川温泉行きのボンネットバス

 雪の降りしきる岩手県八幡平市の山あいで、力強く雪面を踏みしめて走るバスに乗った。前方に突き出たエンジンルームは大きな鼻のよう。とぼけた顔立ちのボンネットバスだ。
 実用一点張りの車両は1968年式。岩手県北自動車(盛岡市)が松川温泉と麓の停留所を結ぶ路線で冬季のみ運行している。
 四輪駆動で車高が高い。積雪にめっぽう強く、運転席から路肩を把握しやすいという。小型で小回りが利き、カーブの多い山道にうってつけだ。
 県北自動車八幡平営業所長の沢口健一さん(54)は「冬場の定時運行を守るには、雪道をぐんぐん進む力持ちのバスが欠かせない」と話す。
 日ごとに雪が深さを増す八幡平。湯治客を乗せたボンネットバスのエンジン音が、山懐にこだました。=随時掲載=


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2019年01月23日水曜日


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