秋田のニュース

<能代火災2人死亡>消火活動の消防署員か

住宅兼店舗など4棟が全焼し、2人の遺体が見つかった火災現場=22日午後2時ごろ、秋田県能代市富町

 22日午前7時ごろ、秋田県能代市富町、無職武田安一さん(94)方から出火、木造2階の住宅兼店舗約460平方メートルが全焼するなどし、南側居室部分の焼け跡から2人の遺体が見つかった。

 能代山本広域消防本部(能代市)は着衣や装備品などから、遺体の身元は消火活動に向かったまま連絡が取れない能代消防署の消防士長藤田大志さん(32)、消防副士長佐藤翔さん(26)の2人とみられると明らかにした。能代署は身元の特定を急ぐとともに、23日に実況見分を行い、出火原因を調べる。消火態勢についても消防本部から事情を聴く方針。
 火災では武田さんの住宅兼店舗のほか、近くの薬局など3棟計約360平方メートルが全焼し、付近の住宅の壁と軽乗用車が焼けた。周辺一帯に避難指示が出されるなど現場は一時騒然とした。
 武田さんが煙を吸って病院に運ばれたが、命に別条はない。武田さんの家族3人は消防隊員に救助されるなどして無事だった。
 近くに住む無職女性(65)は「サイレンを聞いて近くに行ったら5メートルほどの火柱が上がっていた。黒い煙が風に流されて、一面に焦げた臭いが広がっていた」と話した。
 現場はJR能代駅から北西に約350メートルの住宅街。


関連ページ: 秋田 社会

2019年01月23日水曜日


先頭に戻る