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<瑞巌寺>地域の宝、守り抜く 文化財防火デー前に消防訓練

本堂の中門前で一斉放水する消防士ら

 文化財防火デー(26日)を前に、松島町の国宝・瑞巌寺と周辺で23日、消防訓練があった。「平成の大修理」完了に伴い、本堂を含む訓練は約10年ぶりとなった。
 乾燥注意報発令中の朝、本堂内のろうそくが倒れて出火、強風にあおられ延焼の危険性が高まったと想定して実施。寺の自衛消防隊や町、塩釜地区消防本部、町消防団など約10機関計157人が参加した。
 参拝者の避難誘導、町婦人防火クラブ連合会によるバケツリレーの初期消火などを行った。本堂から職員が宝物(ほうもつ)を運び出す訓練もあった。
 2カ所を消火するため消防車計10台が出動。本堂に通じる中門前では、消防士らがホース6本を手に一斉放水した。
 瑞巌寺の新田裕峰執事長は参加者を前に「大勢の参加を頂き、心強く思った」とあいさつ。稲富慶雲管理課長は「いつにも増して緊張感があった。地域の宝を後世に継承すべく、日々点検したい」と話した。


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2019年01月24日木曜日


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