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元ベガルタ監督手倉森氏、6季ぶりJで指揮 長崎の再昇格へ奮闘

長崎のキャンプで選手に指示を出す手倉森監督(左から2人目)=沖縄県西原町の町民陸上競技場

 サッカーのJ1仙台監督や日本代表コーチを務めたJ2長崎の手倉森誠監督(51)=青森県五戸町出身=が、沖縄でのキャンプで精力的に指導している。自身6季ぶりのJリーグ復帰。経験を生かし、1年でJ1復帰を果たした上でビッグクラブに育てる夢を描く。

 「オッケー、ゴー」「ナイスボール」。ピッチに元気な声が響き渡る。長崎が12〜23日に沖縄県西原町で行った第1次キャンプ。体力強化に重きを置いたメニューをこなす選手たちを盛んに励ます。駄じゃれも交えた語り口で明るい雰囲気を醸成していた。
 2008年から仙台で指揮を執り、09年にJ2で優勝し、J1昇格を決めた。12年にリーグ2位となりアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の出場権を獲得した。13年シーズンを最後に退任。リオデジャネイロ五輪の日本代表監督を経て、日本代表コーチとして18年のロシア・ワールドカップでベスト16入りを支えた。
 長崎は昨季、初めてJ1で戦ったが、最下位に沈んで1シーズンでJ2に降格。再建を果たすため、大手通販会社で腕を振るった高田明社長から招かれた。
 「地方から世界を目指すビジョンに共感した」と手倉森監督。「仙台や代表でやってきたことを長崎でも実現したい。選手が本気で日本のトップを目指すよう意識を変える」と燃える。
 初年度はJ2優勝、J1昇格を掲げる。元仙台のDF角田誠選手(35)や元日本代表のFW玉田圭司選手(38)らJ1昇格の経験者を含めて9人を獲得。特に仙台で指導した角田選手には「相手に激しくいける選手」と期待を寄せる。
 24日から沖縄県内で第2次キャンプに入り、29日に仙台と練習試合を行う。「リーグ戦に自信を持って入れる手応えを感じたい」と手倉森監督。後を継いだ渡辺晋監督の下、昨季の天皇杯で初の準優勝を飾った古巣との対戦を心待ちにする。


2019年01月24日木曜日


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