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沿岸被災地出身の学生さん、寮で仲間と生活しませんか 盛岡の支援施設、入居学生がPR

完成したチラシを確認する佐々木さん(左)と田村さん

 東日本大震災の沿岸被災地出身者向けに盛岡市の復興支援施設「しぇあハート村」にある学生寮への入居を呼び掛けようと、学生2人が共同生活の様子を紹介するチラシを制作した。知らない土地で暮らす不安を解消し「仲間と一緒に暮らす楽しさを知ってほしい」とPRしている。
 チラシはA3判で、釜石市出身の岩手大2年佐々木希(のぞみ)さん(20)と大船渡市出身の盛岡大短期大学部2年田村柚里香(ゆりか)さん(20)が手作りした。
 「備え付けの家電がある」「日中は村内に支援員がいる」と間取りや一日の暮らしぶりを説明。2次元バーコードを読み取ると、室内を動画で見ることができる。佐々木さんは「寮生の顔ぶれや生活が分かるよう写真をたくさん使った」と話す。
 入居できるのは、岩手、宮城、福島3県の沿岸部など出身の学生。家賃負担はないが契約は1年更新で、市の予算措置が廃止された場合には年度末で退寮となる。定員は16人で現在は学生10人が暮らしている。
 学生寮で2年間暮らし、4月に古里へ戻る田村さんは「学年も学校も出身地も違う仲間との出会いがあった。地域との交流も盛んで1人暮らしとは違った魅力がある」と呼び掛けた。
 入寮申し込みは2月22日まで。連絡先は市危機管理防災課019(613)8386。


2019年01月24日木曜日


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