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<岩手競馬>禁止薬物問題、組合が刑事告発

 岩手競馬所属の競走馬から禁止薬物の検出が相次いだ問題で、岩手県競馬組合(管理者・達増拓也知事)は23日、競馬法違反の疑いで、容疑者不詳のまま県警に告発状を提出した。県警は「捜査に支障が出る」として受理したかどうかを明らかにしていない。
 告発状によると、容疑者は2018年7〜12月に盛岡競馬場(盛岡市)と水沢競馬場(奥州市)で開催されたレースで、出走予定の競走馬計4頭に筋肉増強剤ボルデノンを使用したとされる。
 4頭はいずれもレース直後の薬物検査で陽性反応を示した。競馬法は出走馬の競走能力に影響を及ぼす薬物の使用を禁じており、違反者には3年以下の懲役または300万円以下の罰金が科せられる。
 岩手競馬ではこの他、陽性馬が所属する厩舎(きゅうしゃ)を対象にした全頭検査でも1頭からボルデノンを検出。出走後の検体採取ではなかったため、組合は競馬法違反には当たらないと判断した。
 組合は昨年9月以降、「公正な競馬を実施できる環境ではない」として計14日間、レースの開催を見送った。再発防止策を強化した上で3月下旬のレース再開を目指している。


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2019年01月24日木曜日


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