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<縄文遺跡群>世界遺産推薦内定 東北3県「大きく前進」

 文化庁の文化審議会が23日、北海道、青森、岩手、秋田4道県の「北海道・北東北の縄文遺跡群」を、2021年の世界文化遺産登録の候補とする方針を決め、19年度の国内推薦が事実上内定したことを受け、各道県では喜びが広がった。
 4道県の関係自治体でつくる縄文遺跡群世界遺産登録推進本部の本部長である三村申吾青森県知事は「世界遺産登録に向け大きく前進したと受け止める。万全の準備を整え、登録実現まで全力で取り組んでいく」との談話を出した。
 三村知事は取材に「率直に大変うれしい。早すぎるかもしれないが、(構成資産の)具体の活用に向けた準備をどうするか考えていく必要がある」と喜んだ。
 秋田県の米田進教育長は「強力な追い風を得た。引き続き4道県で連携し、早期の世界遺産登録に向けて取り組みたい」などとコメント。岩手県文化スポーツ部の菊池哲部長は「推薦候補となる可能性が極めて高まった。国は推薦を早期に決定してほしい。青森県などと連携し世界遺産推薦書案の精査を進めたい」との内容の談話を出した。
 国内推薦は例年7月ごろに開かれる文化審議会で正式決定する。青森県世界文化遺産登録推進室の岡田康博室長は「(今回の決定を)大きな弾みとして、世界遺産登録実現の最終ゴールまで頑張っていく。早く(正式に)決めてもらい、推薦書や現地調査の対応の準備を進めたい」と話した。
 縄文遺跡群は昨年7月、13年から6年越しで文化遺産の候補にこぎ着けたものの、政府が11月に国内推薦の1枠を自然遺産の「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」(鹿児島、沖縄両県)に決め、18年度の推薦が見送られた。


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2019年01月24日木曜日


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