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<仙台地裁切り付け>被告「申し訳ない」 控訴審結審、2月28日判決

 仙台地裁で2017年6月に起きた刃物切り付け事件で、殺人未遂などの罪に問われた山形市鉄砲町1丁目、無職淀川聖司被告(32)の控訴審初公判が24日、仙台高裁であった。弁護側は殺意を否定して傷害罪の適用を主張し、懲役12年とした仙台地裁の裁判員裁判判決の破棄を、検察側は控訴棄却をそれぞれ求めて結審した。判決は2月28日。
 被告人質問で被告は警察官2人に対し「将来も残るかもしれない傷痕を付け、死ぬかもしれないという恐怖を味わわせてしまい、申し訳ない。必ず賠償したい」と改めて謝罪。事件後に各地の裁判所で始まった全来庁者への手荷物検査にも自ら触れ、「自分のせいで多くの人に迷惑を掛け、申し訳なく思う」と話した。
 弁護側は犯行時は心神耗弱状態だったとして、地裁判決後に独自に実施した精神鑑定結果の証拠調べも求めたが、高裁は却下した。
 地裁判決によると被告は17年6月16日、宮城県迷惑防止条例違反(盗撮)の罪での実刑判決宣告中、切り出しナイフ2本を傍聴人らに示し、取り押さえようとした警察官2人の顔や背中を切り付け、裁判所の業務を妨げるなどした。


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2019年01月25日金曜日


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