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宮城県と女川30キロ圏7市町、合同で原子力防災訓練 広域避難の手順確認

訓練で放射性物質の汚染検査を受ける参加者=東松島市鷹来の森運動公園

 宮城県と東北電力女川原発(女川町、石巻市)の30キロ圏内の7市町は24日、合同で県原子力防災訓練を実施した。関係自治体間で住民の広域避難協定が締結されたことを受け、仙台市など4市町で初めて受け入れ訓練を行った。
 7市町以外の28市町村のほか、自衛隊など120機関の約2万3000人が参加。宮城県沖の地震で女川原発2号機の原子炉が自動停止し、冷却機能喪失による炉心損傷で放射性物質が放出された想定で行われた。
 5キロ圏内の予防的防護措置区域(PAZ)、30キロ圏内の緊急防護措置区域(UPZ)の女川、石巻、東松島、美里4市町の住民約130人が避難先の仙台、大崎、栗原、美里4市町にバスなどで移動し、各地の職員らが住民の受け入れ手順を確かめた。
 東松島市の鷹来の森運動公園など2カ所で放射性物質の付着検査などを実施したほか、原発構内で被ばくした作業員の医療機関への搬送訓練も初めて行った。
 県原子力安全対策課の阿部孝雄課長は「トラブルも含め結果を検証し、さらに訓練の実効性を高める」と話した。


2019年01月25日金曜日


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