岩手のニュース

<東日本大震災>大槌町が犠牲になった職員の死亡状況調査へ 町長、遺族に謝罪も

平野町長(右端)から死亡状況調査の実施について説明を受ける職員遺族

 東日本大震災の津波で職員多数が犠牲になった岩手県大槌町の平野公三町長は24日、当時在籍していた全職員を対象に書面調査の実施を表明した。職員の死亡状況などがまとまり次第、職員遺族に報告して謝罪する意向も示した。
 平野町長は、犠牲になった職員個々の状況について調査するよう求めていた職員遺族3人と面会。「(死亡状況を)しっかり調査し、遺族の家庭を訪問して謝罪したい」と述べた。
 調査は震災発生の当日に在籍していた職員104人が対象。退職者35人にも協力を求める。期限付き臨時職員、町畜産振興公社職員各1人を含む死亡職員40人の当時の状況や人となりについて尋ねる。
 面会で職員遺族は「第三者である専門家と職員遺族も含めないと本当の調査にならない。文書ではなく、対面方式の調査が必要だ」と要請。平野町長は「意見として承る」と応じた。
 平野町長は3〜6月上旬に情報収集し、早ければ6月中旬〜7月中旬にも職員遺族宅を直接訪問したいとしている。併せて解体作業が進む旧役場庁舎の跡地で3月11日に追悼式を実施したいとの考えも示した。


2019年01月25日金曜日


先頭に戻る