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<愛でよう観賞魚>金魚編(6)尾ぐされ病・白点病 根気強く水交換と薬浴

病気で弱った金魚に薬浴を施す。根気強く治療を続けることが大事

 今回は金魚の病気のうち「尾ぐされ病」と「白点病」についてお話しします。
 尾ぐされ病は細菌性感染症の一種で、尾びれや胸びれが白く濁り、ほうき状にささくれて糸を引くように溶けていきます。水槽内の汚れが多いと発症しやすい病気です。普段から水槽内にふんやごみなどがたまらないよう管理することが大切です。
 治療のためにはまず、水槽の水を全て交換します。その上で、病気にかかった魚を水槽内で泳がせ、治療薬を投薬して薬浴させます。病名や病状に合わせた治療薬が市販されているので投与量を確認して、使ってください。
 水槽の水は5〜7日おきに全交換し、再度投薬して薬浴する手順を病気が治るまで続けます。症状が見られなくなったら、薬浴している水を全て新しいものに交換し、通常の管理に戻りましょう。
 白点病は、最も知られている病気の一つです。白点虫と呼ばれる白い点のような寄生虫が金魚の体に寄生して起きます。水温の大きな変動が発症の原因で、特に水温が大きく下がったときに出やすいのが特徴です。
 症状の進行は早く、あっという間に死亡率が上がります。白点病が見られたら、できるだけ早く専用の治療薬を投薬して、薬浴しましょう。
 投薬後、5〜7日ごとに半分飼育水を交換し、追加で投薬します。水温を25度前後に定めると病気の治る確率が上がるので、治療の際はヒーターを活用しましょう。
 白点虫にはライフサイクルがあります。5〜7日で魚体から離れて成虫になり、子虫をたくさん生み出します。金魚の体に白い点が見えなくなってからも1週間ほど薬浴を続け、その後発病しないようなら治療を終えます。治療期間は3〜4週間ほどです。
 病気の治療には時間と根気が必要になります。日頃から病気が出ないよう予防に努めることが大事です。次回は「水カビ病」と「松かさ病」についてお話しします。
(観賞魚専門店経営・朝比奈理一)


2019年01月25日金曜日


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