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災害に備え人事交流 仙台・札幌両市の水道局が協定

協定書を交わす板橋管理者(右)と三井管理者

 仙台市水道局と札幌市水道局は25日、新年度から職員を相互に派遣する協定を結んだ。双方の業務や地理的事情に理解を深め、災害時の連携体制を強化する。
 仙台市水道局の人事交流は初めて。協定によると、両市は毎年度、係長職か一般職の職員を1人ずつ派遣し、現職と併任させる。新年度は仙台市が札幌市の計画課、札幌市が仙台市の配水管理課に職員を送る。
 水道事業を行う18政令市と東京都で結ぶ災害時応援の覚書で、両市は相互に応援幹事都市の1位に設定されている。片方で災害が発生すれば被災市に代わり、国などとの連絡調整や応援自治体の統括などを担う。
 人事交流で東日本大震災や北海道胆振東部地震の経験を共有するとともに、業務内容や土地勘を身に付けて応援、受援体制を強化する。双方の先進的な取り組みも学び、職員のレベルアップにもつなげる。
 太白区の市水道局であった締結式で札幌市の三井一敏水道事業管理者は「互いを知り、理解を深め、強固な関係をつくる機会にしたい」と強調。仙台市の板橋秀樹管理者は「両市が災害対応力の向上を目指し、力を合わせることは全国の模範になる」と期待した。


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2019年01月26日土曜日


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